なるべく歯を残す治療

むし歯がひどくなり、根の先が細菌に感染して炎症を起こしたり、膿が溜まったりすると治療が難しくなります。残しておくと骨が溶かされて他の歯にも悪い影響を与えるため、多くの場合抜歯をするようになります。こうした悪化した歯でも、特別な治療を行うことで残せる可能性が高まります。当院では、根管治療や歯牙再植、歯牙移植による、なるべく歯を残す治療に取り組んでいます。

【根管治療】歯の寿命を引き延ばす治療根管治療
むし歯がひどくなって治療をしないでいると、神経の通っている管(根管)の内部まで感染が広がって炎症を起こします。そのままにしておくと根の先にも感染が広がり、炎症が起きたり、膿がたまって激しい腫れや痛みなどの症状が現れたりします。この段階になると治療は難しくなり、抜歯が必要になります。こうした重篤化した歯を保存する治療が根管治療です。

治療では、根の先の汚れ・細菌をていねいに取り除き、根管内を殺菌して薬で密封することで、歯の寿命を引き延ばします。しかし根管内部は暗く、根の先も複雑に分かれているため治療が困難で、少しでも細菌が残っていると成功率が下がります。特に唾液の中には削った時の細菌が混じっているため、患部に入ると再発リスクが高まります。そこで細菌の侵入を防ぐために、口腔内の唾液をしっかり吸引して、コントロールをしながら根管治療を行っています。処置中の二次的な細菌感染を防ぐことにより、成功率を高めています。

【歯牙再植】歯を残す治療の最後の砦
歯牙再植とは、意図的に歯を抜いて再び移植し直す処置です。病巣が大きかったり、治療をしても状態がよくならなかったりした場合、一旦歯を抜いて細菌に感染している部分や根管内の汚れを取り除く処置をしてから、30分以内に再移植します。抜歯した歯には歯根膜がついているので、再植後、きちんと密着してしっかり噛めるようになります。必ずしも成功するとは限りませんが、安定すれば抜歯を避けることができます。

カウンセリングをおこなっております

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