2018年1月:医療法人社団博愛会ブログ

医療法人社団博愛会ブログ

札幌市豊平区の歯医者、アイビー歯科クリニックと平岸駅前こまち歯科のスタッフによるブログです

ミュータンス菌(虫歯菌)の母子感染

こんにちは、最近自分の筋肉との会話が楽しくなってきた副院長の大岡です。
もちろん、愛する妻との会話がいちばんです。そんな夫婦にこの冬、第二子が誕生しました。
私は歯科医師として「この子の歯は絶対にむし歯にしないぞ」と生まれる前から意気込んでいました。
そうなんです、実はむし歯予防はその子が生まれる前、妊娠期間から既に始まっているのです。

 

 

むし歯の主な原因となるミュータンス菌は、親などの口の中から唾液を通して赤ちゃんに感染すると言われます。
感染源となる親の口の中のミュータンス菌の数が多いと、赤ちゃんへの感染の機会を増やすことになりますが、妊娠中に親の口の中の環境を良くし、ミュータンス菌の数を減らしておけば、赤ちゃんへの感染の機会を減らしたり、遅らせることができます。

 

 

そして子供のころのむし歯予防がとても大事になってきます。
永久歯が全部生えそろう目安は12~13歳頃です。生えたての歯はまだ柔らかく、歯の根も完成していないため、15歳くらいまでは特に注意が必要です。
本人がしっかりした歯磨きを習得するまでは、仕上げ磨きも大切です。
また、スウェーデンでの調査によると、『2歳までにミュータンス菌に感染していない子どもは、4歳時のむし歯の数が0.3本。2歳までにミュータンス菌の感染が確認された子どもは4歳時のむし歯の数が5本になる』という研究もあります。1.5歳から2.5歳の菌が移り住み易い時期に、母親の口の中をきれいにしておくことも、子どもの頃のむし歯予防では大切です。

 

 

ということで今回は妊娠期から始めるミュータンス菌の母子感染予防についてのお話でした。
少しややこしかったかもしれません。ただでさえ妊娠、出産、育児で目が回りそうなのもわかります。
でもむし歯になってしまうともっと大変です。
私は歯科医師です。正直最愛の息子の歯は削りたくはありません。
どんな最新技術の歯の治療もどんなに高価な歯の治療も健康な歯にはかないませんから。
もっとわかりやすく、もっと詳しく知りたい方はぜひともお近くの歯医者さんにご相談してみてください。もちろんアイビー歯科クリニックもいつでもお待ちしております。