札幌市豊平区の歯医者、アイビー歯科クリニックと平岸駅前こまち歯科のドクターによるブログです

みなさん、こんにちは、理事長の今井です。

今日はちょっと真面目な内容を投稿します。

ちよっと前ですが8月25〜27日に広島に行って、第39回全国歯科大学同窓会・校友会学術担当者連絡会という行事に参加してきました。これは、全国に29校ある歯科大学の学術担当者が一同に集まり、学術的な内容をテーマに情報交換するイベントです。北海道大学歯学部同窓会からは、私を含め2名が参加いたしました。

学術というのは、一定の理論に基づいて体系化された知識や方法などに関しての総称のことです。私達のような各大学同窓会の学術の担当者は、歯科医師が大学を卒業した後も、最新の技術や知識を習得する場を提供するために、講演会やハンズオンセミナー(実習主体のセミナー)といった卒後研修を企画します。
そういったセミナーを開催するにあたって、どのような講師やセミナーの内容が良いのか、最近のトレンドや、セミナーの運営方法についてなども日本全国の先生方と情報交換するのがこの会の最も重要な目的となっています。
歯科医師は、大学を卒業してからも生涯にわたって学習していかなくてはなりません。そのため、メーカー主催の様々セミナーが開催されていますが、大学の同窓会が主催するセミナーは企業の価値観に左右されず、中立的な目線で開催できるというメリットがあります。
今回は、広島大学、岡山大学、徳島大学同窓会が合同で主管校となり会が取り行われました次
回以降は以下の順番で開催される予定です、担当である私も出席していく予定です。

第 40 回学術連絡会主管校 大阪大学・大阪歯科大学
第 41 回学術連絡会主管校 松本歯科大学
第 42 回学術連絡会主管校 神奈川歯科大学
第 43 回学術連絡会主管校 奥羽大学

会議は約5時間くらいでした、学術に関して白熱した議論もありました。その後場所を移動して、懇親会も行われました。コロナの影響で2年ほどオンラインで開催されていたのですが、数年ぶりのリアルでの開催で約60名の全国の学術担当の先生が参加され活発な意見交換が行われました。久々に会った方の元気な顔を見ることができて、私も大変嬉しかったです。
今回の会議の内容を参考にして、北海道大学歯学部の学術発展のために微力ながら貢献してい
きたいと改めて思いました。