医療法人社団博愛会ドクターブログ

 

医療法人社団博愛会ドクターブログ

札幌市豊平区の歯医者、アイビー歯科クリニックと平岸駅前こまち歯科のドクターによるブログです

お久しぶりです

いつも楽しみにドクターブログを見ていただいてる皆様、何カ月か更新が滞ってしまい申し訳ありません。
5月に大岡先生が自身の開業のため退職をしまして、新体制が整うまでこちらの更新に手が回らなかった次第です。

 

4月から新しく勤務を開始した西尾先生、矯正の生野先生、院長と順番に10月からまた2カ月おきを目安に歯科に関することを発信していきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします!

初めまして。

2018年4月に入社しました、歯科医師の西尾優紀と申します。
歯科医療は日進月歩です。常に勉強し、患者さんに還元できるように努力してまいります。
宜しくお願い致します。

 

簡単に自己紹介をさせていただきます。
山口県出身で、中学、高校は広島の学校に通っていました。
北海道大学歯学部を卒業し、今年で北海道8年目です。
趣味は、
・ドライブ☆愛車はNDロードスターです!
・旅行&温泉☆北海道に来て温泉の素晴らしさを知りました!
・ゴルフ、スキー、スカッシュ☆体型に見合わず意外と運動好きです!
・食べ歩き☆豊平区周辺の美味しいお店を開拓中です!
・野球観戦☆広島カープファンです!
などです。休みの日はアクティブに過ごしています。

 

趣味の一つであるカープについて書きたいと思います。
僕の家族がカープファンだったこともあり、広島市民球場時代からカープファンです。
2016年カープVS日ハムの日本シリーズは一生忘れることがないと思います。
25年ぶりの優勝を果たしたカープ。
第1戦で大谷を攻略し、第2戦も勝利。2連勝し、札幌ドームへ!
僕は第4戦のチケットを購入しており、緒方監督の胴上げが札幌ドームで見られると思っていました、、、悪夢の始まりでした。
第3戦大谷のサヨナラタイムリー。
第4戦レアードの2ラン。
第5戦西川のサヨナラ満塁本塁打。
最悪なムードのまま、広島へ。
第6戦レアードの満塁本塁打。
2連勝からの4連敗。誰がこんな劇的な展開を予想できたことでしょうか!?
そして、2017年は横浜に下剋上を果たされ、日本シリーズにも出場できず。
今シーズンは3度目の正直ということで、是非、日本一になって欲しいです!!
カープファンの方がいらっしゃいましたら、お声掛け下さい。
カープトークしましょう!!

 

※写真は昨シーズンの札幌ドームでの交流戦時のものです。

 

ミュータンス菌(虫歯菌)の母子感染

こんにちは、最近自分の筋肉との会話が楽しくなってきた副院長の大岡です。
もちろん、愛する妻との会話がいちばんです。そんな夫婦にこの冬、第二子が誕生しました。
私は歯科医師として「この子の歯は絶対にむし歯にしないぞ」と生まれる前から意気込んでいました。
そうなんです、実はむし歯予防はその子が生まれる前、妊娠期間から既に始まっているのです。

 

 

むし歯の主な原因となるミュータンス菌は、親などの口の中から唾液を通して赤ちゃんに感染すると言われます。
感染源となる親の口の中のミュータンス菌の数が多いと、赤ちゃんへの感染の機会を増やすことになりますが、妊娠中に親の口の中の環境を良くし、ミュータンス菌の数を減らしておけば、赤ちゃんへの感染の機会を減らしたり、遅らせることができます。

 

 

そして子供のころのむし歯予防がとても大事になってきます。
永久歯が全部生えそろう目安は12~13歳頃です。生えたての歯はまだ柔らかく、歯の根も完成していないため、15歳くらいまでは特に注意が必要です。
本人がしっかりした歯磨きを習得するまでは、仕上げ磨きも大切です。
また、スウェーデンでの調査によると、『2歳までにミュータンス菌に感染していない子どもは、4歳時のむし歯の数が0.3本。2歳までにミュータンス菌の感染が確認された子どもは4歳時のむし歯の数が5本になる』という研究もあります。1.5歳から2.5歳の菌が移り住み易い時期に、母親の口の中をきれいにしておくことも、子どもの頃のむし歯予防では大切です。

 

 

ということで今回は妊娠期から始めるミュータンス菌の母子感染予防についてのお話でした。
少しややこしかったかもしれません。ただでさえ妊娠、出産、育児で目が回りそうなのもわかります。
でもむし歯になってしまうともっと大変です。
私は歯科医師です。正直最愛の息子の歯は削りたくはありません。
どんな最新技術の歯の治療もどんなに高価な歯の治療も健康な歯にはかないませんから。
もっとわかりやすく、もっと詳しく知りたい方はぜひともお近くの歯医者さんにご相談してみてください。もちろんアイビー歯科クリニックもいつでもお待ちしております。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

皆さんこんにちは、芋焼酎にとりつかれた男、院長の今井です。

私はよく寝る前に晩酌をするのですが、特に深酒をしたときはひどく、いびきをかきます。いびきは空気の通り道である気道が狭くなることで発生します。

わたしは肥満ではありませんが(多少ポッチャリですが)、下あごが小さく舌が落ち込んで気道が狭くなりやすいのが主な原因と考えています。特にお酒を飲み過ごすと筋肉も弛緩して舌が気道をふさぎやすく時には呼吸が苦しくなり目が覚めることもあります。

 

 

皆さんはどうでしょうか?効果的な睡眠をとるにはいびきは少ないほうがいいと思います、でもお酒はやめられないし・・・・今回はSASの治療法に関してお話をしたいと思います。

 

・自分の睡眠時の呼吸を知ろう、SASの重症度
AHI(無呼吸低呼吸指数)という、1時間のうちに10秒以上無呼吸のような症状がみられるのが何回あるかで重症度が分類されます。AHIが30以上(1時間に約5分以上無呼吸)だと重症でCPAP治療が第一選択とされます。

 

 

AHIは病院で検査をうけて診断されます、しかし、睡眠ラボというアプリで自分の睡眠時の状態をある程度知ることができます、すぐ病院に行けない人はまずこのアプリを試してみるのもいいかもしれません。(でも少しでも心配を感じたら早めの受診をお願いします。)

 

・歯科医院で対応できるマウスピース治療法
AHIが5~20くらいの人やCPAPが苦しくてつけられない場合に対象となります。マウスピースをつけることで下顎が前に出て気道が広がり空気が通りやすくなります。2回の通院で作成可能です、医師の診断書が必要となっております。

 

 

その他SASの治療法としては、行動的介入法(仰向けで寝ると気道が閉鎖されやすいのでリュックを背負っ横向きで寝やすいようにするなど)、手術療法(余分な組織を切除して気道を確保)」などがあります、手術は痛くてしばらく食事をとるのが大変です。

 

SASは高血圧や心疾患、糖尿病など多くの合併症をともなう危険性があります、また、居眠り運転や突然死を招く事もあり社会問題化されています。快適な睡眠をとることができるように当院が少しでもお手伝いできれば幸いです。私も自分を実験台にして色々試してきました。きっとお困りの皆さんのお役にたてるのではないかと思っております。

 

20年間の喫煙

大岡です。先日私事ではありますが誕生日を迎えました。
何歳になったかは秘密です。

 

年々1年が早く感じるように、また年を取ることが喜べなくなっています。
そんなことを思いながらも今回無事に二回目の成人式を迎えた私はこの節目を機会に20年間吸い続けた煙草をやめようと思いました。

 

今まで「やめなければ。」と思いながらもなかなか勇気が出なかった禁煙です。最近よく耳にする禁煙外来に駆け込み、今現在治療中(禁煙中)です。

 

体にとって「百害あって・・・」などとよく聞きます。禁煙外来の先生も色々と優しく教えてくださいます。もちろん歯科領域(特に歯周病)においても喫煙は有害となります。

 

 

タバコを吸っている方、気付いていない間に歯周病が進んでいるかもしれません。私も煙草を吸い続けていました。偉そうなことは言えません。でも気持ちはわかります。

 

もしこのブログを読んで少しでも気になるのならいつでもご相談してください。