2023/07/01
はじめまして、週1回毎週木曜日にこまち歯科で勤務している原田です。
皆さんは歯は磨けているけれど、歯茎との境目が磨けてなかったり歯磨きで歯と歯茎の間
に歯ブラシを当ててくださいと言われることはありませんか?
イラストで簡単に表すと下のようなイメージになります。
これはバス法といって、歯の軸に対して45度に当てて細かく磨く方法です。厳密に45度当
てるのは難しいと思うので、歯茎にブラシの先が入るようなイメージで歯茎を中心に斜め
に当ててみてください。普通の当て方とは少し違った感覚がすると思います。
いつもやっているよ!という方はお見事。知らなかった方もこれから試してみてください
ね。当て方がよくわからない方は検診などの時に教えますのでぜひ言ってくださいね。
あとポイントとしては力強い当て方は歯がすり減っちゃうので優しく細かく当ててあげて
くださいね。
歯を磨くことはもちろん大事ですけれど、歯の土台である歯茎や支えてる骨を守るために
も歯茎を磨くのは同じぐらい大事なんです。そして歯磨きって実は意外と難しいので一緒
に磨き方を確認して歯を大事にしていきましょうね。
2023/06/01
おおきに!ChatGPTやで!
1. 豊富な治療メニュー:アイビー歯科クリニックには、
2. 最新設備の導入:アイビー歯科クリニックでは、
3. 個室診療:アイビー歯科クリニックは、個室診療が可能やから、
4. 経験豊富な医師:アイビー歯科クリニックの医師は、
5. 緊急時の対応力:アイビー歯科クリニックでは、
6. アフターケアの充実:アイビー歯科クリニックでは、
7. きめ細かいサポート:アイビー歯科クリニックでは、
矯正歯科治療は、様々な歯並びの問題に対応することができます。
また、矯正治療には、
2023/05/01
初めまして。
昨年9月に入社しました、歯科医師の鈴木です。
生まれも育ちも道内ですが、大学生活は東京で過ごしました。
趣味は野球観戦や体を動かすことです。
前田智徳選手に憧れて中学時代から赤ヘルファンです。
球場に行くのが好きなので、日ハムの試合もよく行きます。
今年は分院の院長先生と北海道マラソンに初挑戦します。
患者様の不安を取り除けるよう、
今後ともよろしくお願いいたします。
2023/04/01
歯科治療では、削って型を取って次回以降でかぶせ物を装着するという流れがよくあります。
このとき削った歯に仮のカバー(シールと呼ばれます)をつけることもありますが、仮歯をつけることもあります。
この仮歯は何のために作っているのか、どんな効果があるのかを今回は書きたいと思います。
仮歯はテンポラリークラウン(テック)やプロビジョナルレストレーション(プロビ)と呼ばれ、
・見た目を改善する
・失われた歯の形態と機能を一時的に回復する
・隣や咬み合わせる相手の歯が動くのを防ぐ
・歯髄(歯の神経)を刺激から保護する
・歯肉の馴染みを改善する
・これから作るかぶせ物の仕上がり予測をする
・咬み合わせが適正かチェックする
・咬み合わせを作り直す
などの役割と目的があります。
同時に治療する歯が多くて1本単位ではすぐに型取りができないケースでは、何本かまとめて型取りをするまでの繋ぎのかぶせ物として仮歯を利用することもあります。
1歯単位の短期間で終わる治療では仮歯を用いないことも多いですが、ブリッジのような一度に複数から多数の歯を扱う場合や、歯周病治療のような長期的なスパンでの治療を行うとき、咬み合わせの再構築をするときは必要になる場面が多くなります。
仮歯を装着しておく期間には特に定めはなく、きちんと作られた仮歯は半年や1年経っても機能します。
とはいえ、仮歯の材料は保険治療で多く用いられるコンポジットレジンより強度や耐磨耗性に劣るものがほとんどのため、あまり長い期間同じ仮歯のままだとひび割れたりすり減りすぎて不具合が生じます。
一口に仮歯と言っても、目的や性質によって使い分けられ、その形には術者の知識や技術が詰め込まれています。
2023/03/15
こんにちは。アイビー歯科クリニックの船戸です。
タイトルにあるMRONJとは、薬剤関連顎骨壊死(medication-related osteonecrosis of the jaw)の頭文字を取ったものになります。
漢字や英単語のせいで難しい話に聞こえてしまいますが端的に言いますと、「飲んでいる薬の副作用で顎の骨が壊死してしまう病気」のことです。
今回はMRONJについて説明していきます。
1. どんな薬が原因となるの?
骨粗鬆症治療薬の一部で起こることがあります。中には骨粗鬆症ではなく関節リウマチや悪性腫瘍の骨転移に使われるものもあります。
・ビスホスホネート製剤(BP製剤)
ゾメタ、ゾレドロン、フォサマック、ボナロン、ボンビバ、ボノテオなど
・抗RANKLモノクローナル抗体
ランマーク、プラリア
・その他
ロモソズマブ、ベバシズマブなど
2. どんな人がなりやすい?
お口の中の状態としては、
・歯周病
・根尖病巣(歯根の先端に菌が溜まっている状態)
・抜歯をした
・プラークや歯石が溜まっている
・義歯(入れ歯)が合っていない
などが挙げられ、全身の状態としては、
・糖尿病
・自己免疫疾患(関節リウマチ、シェーグレン症候群など)
・人工透析中である
・喫煙、飲酒をしている
・肥満体型である
などが挙げられます。
3. MRONJになったらどうなるの?
お口の中の粘膜や歯肉が破れ、顎の骨が見えてしまいます。痛みを感じたり膿が出たりすることもあります。基本的に自然に治ることはありません。
4. MRONJの治療法は?
MRONJの進行度によって変わってきます。
保存的治療(抗菌性洗口液、洗浄、局所的抗菌薬の注入など)と外科的治療(壊死骨+周囲骨切除など)の二つに大別されます。
MRONJは2003年に初めて報告された疾患です。
その時は前述のBP製剤が顎骨壊死を引き起こすとのことからBRONJと呼ばれていました。
その後、違う薬で同じ現象が見られるようになり、DRONJだったりARONJだったり…と名称も変わってきましたが、現在はMRONJが一般的になってきています。
このようにまだまだ新しめの疾患のため、発症予防に関しては明確なエビデンスが無いのが現状です。
しかし、虫歯や歯周病を治療する、歯磨きの仕方を徹底するなどにより、MRONJの発症リスクを減らすことが出来ます。
発症予防に関して明確なエビデンスが無いからこそ、お口の中の感染源を減らし、リスクを減らすことがとても重要になってきます。
実際にMRONJ発症リスクのある薬を始める際には医科の先生あるいは薬剤師の方にこのような資料を配布されることが多いです。
「この資料持ってる!」「該当する薬飲んでる!」「骨粗鬆症の治療中だけど私は大丈夫かしら?」とご心配の方は、お気軽にご相談ください。